個別指導室の照明だけが落ち、教卓の前に立つ女教師が唇を濡らして舌先を覗かせる。予備校の二限目は、技量に合わせた濃厚接吻の授業だ。長い舌が生徒の口をこじ開け、熱い唾液を注ぎ込みながら奥まで絡めては、まだ足りないと喉の奥まで舐めずっていく。真面目な講義の顔のまま胸を押し付け、制服の裾を乱し、唇を離さずに膝の間へ指を滑らせる。息が溶けるほど密着したまま、舌を這わせる音だけが室内に響く。指導は口づけでは終わらず、涎に濡れた唇が下腹部へ降り、とろけるような舐め上げで理性をほどいていく。一人ひとりを見据え、もっと出せと命じる声が耳元で熱くなる。教室という建前が溶ける頃には、舌と唾液と吐息だけが支配する密着の時間になっている。
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